脱毛器効果の大小を決める部分

脱毛器の効果がきちんと出るか否かは、どこで決まってくるかといえば、パワー、色の濃さ、個人の感度です。パワー、具体的にはジュールと呼ばれる単位で、熱を出す強度を表わし、数値の大小で熱の多い少ないを表します。ガッシリと根の張った毛を弱らせるには18ぐらい、ホッソリした毛であれば40くらいのジュールが要るとされます。

ジュールを上げ過ぎるとヤケドリスクが高まる事から、エステや脱毛器では40を出せる物を作ってはいけない決まりになっています。すなわち、脱毛器ではホッソリとした毛の処理は実質厳しいです。ホッソリした毛に対し、たくさんの熱量が要る、つまり少ない熱だと効果が現れにくいのは、処理に用いる光の性質に因ります。

レーザータイプや光タイプでは黒い色のみに反応するように出来ており、反応対象をムダ毛に絞り込む事で、大事な肌に極力ダメージがいかない工夫を施しています。ところがホッソリした毛には対象となる黒の量が乏しいため、光を当てても特効を示しません。

ですから、あまり熱を吸いこまず、発毛を担当する細胞を弱らせる事ができないので、再生抑制がままならないです。加えて、脱毛器は、クリニックで使う物と比較すると、ジュールが小さいので、元からパワーが出にくいのも相まって、効き目が小さくなります。

どうしても確実に処理したいのであれば、電気針が挙げられます。しかし注射のごとく、毛穴に直接針を指し込む手法ゆえに、痛み、腫れ、出血等、リスクがつきまとう上、料金は非常に高いです。女性のムダ毛は一部を除いて、ほぼホッソリとしているため、脱毛器を購入しても効果が得られないのではと首を傾げそうです。しかし、ここに個人の感度が絡んできますから、押し並べて女性全員に効き目が無いとは言えません。

例えば、全く同じ濃さのムダ毛でも、よく抜ける人がいる一方、なかなか抜けない人もいるのです。光に対する吸収のしやすさ、抵抗力が、ひとりひとり違います。

脱毛器はパワーは控え目に設計されているものの、黒色をたくさん含ませたムダ毛にはよく効果を現します。感度に個人差が見られますが、光がよく効く人に対しては、適度なパワーで回数をかさねる事でツルツルな肌を作れるといえます。

一生再生させない力は脱毛器にある?

ムダ毛の生える作用を、一生涯にわたって止める力を脱毛器は持つか、と聞かれれば、無い、と回答します。現時点において、本当にそれが可能な方法は、電気針のみです。すなわち、現在、多くの店、医院、脱毛器メーカーが採用するレーザー、光は、再生を一生涯停止させる事はできません。

店や医院ですらできないのですから、個人向けに、さらにパワーを抑えた脱毛器ができる道理はありません。では何故、電気針を提供する店、医院、脱毛器が見当たらないのかといいますと、色々マイナスな点を含むからです。

針、正確にはプローブと呼ばれる細い棒を毛穴に入れた後に、棒に電気を通す事で毛根を弱らせます。直に毛根に向かって熱を通せるため、効果が一番高く、最初に開発された方法はこれでした。しかし、1本1本処理していくので、非常に時間がかかる上、腫れや発赤、神経麻痺等々、色々なリスクを抱えます。

加えて料金が、例えば10分経つたびに何々円かかるという風に、時間単位で設定されており、お金がかかり過ぎる点で、流行らず、時代と共に廃れて行きました。全店消えた訳ではなく、今も一部のエステやクリニックでは電気針を提供する所があります。

現在は、効果は薄れるが、効率の良さと、安全性の高さ、お金が安く済む、と三拍子そろったレーザー、光を使う所が多いです。脱毛器にも、80、90年代には電気針タイプが出ていましたが、やはり同じ理由で今や販売する所は日本内では存在しません。

レーザー、光はムダ毛の再生を一生涯にわたって止める力を持たぬ代わりに、弱らせる事はできます。弱れば、生えるペースは落ち、たとえ生えて来たとしてもホッソリしており、見た目は綺麗です。
脱毛器も同じで、一生生やさない力を持たないにしても、再生力が弱った状態を維持できるので、十分満足な仕上りとなるはずです。

毎日使ってもムダ打ちに終わる訳

説明書では、1度処理したら、時間を空けるようにとの文言が載っています。毎日使った方が、どんどん毛が抜けて、再生もしなくなりそうな気がします。ところが、毎日使っても効果がイマイチ見られず、ムダ打ちに終わります。理由は、ムダ毛が、ある周期を辿る性質が関係します。

一般的に植物は春に息吹き始め、夏で最盛期を迎え、秋で衰え始め、冬はお休みをして春を待つという、周期を繰り返しています。簡単にいえば生死で、私達もこの中に入っているのは周知の事実です。ムダ毛も同様に、命をもらってしばらくグングン育ったら、やがて勢いをなくし、抜けて、お休みに入る周期に従います。

ムダ毛がグングン育つ最中は、たくさんの黒色を持つので、同色を熱する脱毛器の光がよく効きます。対して、ムダ毛が抜けかけたり、脱落してお休みに入った所は、色の量が少ないので、脱毛器の光を当てても反応を示しません。毛抜きで取り除いた体毛の根元の丸い所が白かったら、お休みの時期に入った物で、黒々した物なら育ち盛りという意味です。

1回処理した場合、成長中の物は退治できますが、お休みの物は退治できないです。さらに、ムダ毛が今、どの時期に入っているかは、毛穴1つ1つで違います。10割のうち、8割はお休み中で、2割が現役で伸びていると考えられています。

今回お休みだった物が成長する時期に入るには、ある程度待たねばなりません。毎日使っても、まだ休眠しているため、なしのつぶてです。的がない状況で銃をたくさん撃っても、弾が空を切るばかりで的には当たらないです。毎日打つとは、これと同じ事をしています。

正しくきっちり効き目を出すには、説明書に載っている通り、間を空ける事が大切です。脱毛器を使う頻度は、光タイプの場合、14日に1度が適切です。

レーザータイプの場合、初めて使用してから3か月は、7日に1度の頻度で十分です。使っているうちに、処理する毛が減って、14日に1度だったのが、1か月に1度になるという風に、次に処理するまでの間がどんどん空くと覚えておきましょう。

中古の脱毛器は色々なキケンがつきまとう

世界中の人々が利用するウェブでは、個人間で中古品をやり取りするサイトを覗けば、色んな物が取引されていて、当然脱毛器も該当に入っています。予想以上に良い品が手に入る事があり、ほぼ新品同然の物が並ぶ事もあります。本当に効く脱毛器は、安価な設定では無いので、ネットで中古を選んだ方が得すると考える人はいらっしゃると推測されます。

しかし、冷静に見た時に色々なキケンがつきまとう事に気づくはずです。特に安く買えた物は、使い込まれていて、いざ利用してみると、数回用いただけなのに、カートリッジやバッテリーがすぐ切れたり、本体からおかしな音がしたりと、不具合が起きるキケンに遭うかもしれません。

出品者に嘘をつかれて、新品同様と信じて買ったが、実際来たのは故障寸前の物、はたまた壊れて電源も入らない物だった、となりかねないです。脱毛器に対しては、大抵どこのメーカーでも、1年内の無料修理サービスや、30日以内の返品受付サービスを付属します。

ただ、メーカーは新品購入を希望しているので、中古購入者に対しては何のサポートも約束しません。故障したから無料で直して欲しい、イマイチだったから無条件で返したい、とコールセンターに訴えても快く聞き入れはせず、丁重に断られるでしょう。

目先の安さで購入を決めてしまうと、結局は新品以上に大きな痛手を被ります。メーカーから何のサポートも受けられず、性能も確実に落ちている中古は、あまりにもキケンがつきまとい過ぎです。やはり、サポートがあって、長く使い続けられる新品を選んだ方が、結果、安い買い物になるのです。